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わたしの歌に対する接し方は狭く深くをモットーとしています モットー＝主義信条
少ない歌を より深く味わいたい のです
でも その深さについては 人により能力に差があります
わたしの場合は 百回以上聞いても その歌詞が覚えられない ことが多いです
だから わたしが 10m四方を 10m掘り下げているとしたら
emikoさんやyuuさんは 20m四方を 20m掘り下げて いるかも知れません
あるいは 100m四方を 20m掘り下げて いるかも知れません
だから わたしが 深い！ と思っても 能力のある人から見れば まだまだ浅いぞ
修行が足りぬ と 言われるかも知れません
でも
わたしの出来る範囲で わたしなりに深く 歌を味わいたい と思っています
大むかし レコードのアルバムを1万枚持っている と豪語する人が居ました
針をおとすと減るので 聞いていないレコードが かなりあるらしい様でした
わたしは考えました
もしも 1万枚を1回ずつ聞くとしたら どのくらいの月日が必要なのか を考えました
1枚40分と仮定します 1日に8時間 聞くとしたら・・
つまり 1日に480分 聞くとしたら
40分×10000枚÷480分＝833日と2時間40分＝365日＋365日＋103日と2時間40分
1年が365日ならば
答えは 2年と103日と2時間40分 でした
これは どういう意味でしょうか
2年以上の歳月をかけて 一曲一回しか聞けないのです
人間が一度に聞ける音楽は ひとつだけ
2曲とか 3曲とかを 同時に聞いても 苦しむだけです
味わって 楽しんで 音楽を 歌を 味わって 楽しんで 聞きたいです
でも人間が一生の間に聞ける歌の数や回数には 限りがある
ならば 好きな歌をとことん聞こう 本当に良い歌ならば あきないはずだ
こうして 広く浅くよりも！ 狭く深く をモットーにする事になりました
もちろん 心にとっても その方が良いと思ったのです
でも今 アルバムの在庫を数えたら CDが65枚くらいありました 多いですか
レコードが30枚くらい カセットが40くらい・・・ けっこう あるのですね03.09.25
すいませんが ここで
怖い言葉を 載せます この十数文字は 怖いです
1万曲を同時に聞けば 能率 アップ
人間性を無視した言葉で 機械的な効率に捕らわれています
でも現代の 社会の流れには
機械的な効率だけに 重点を置いて 個々の人間性をそこねる 風潮があります
このまま行くと 近未来に このような標語で 大多数が動く状況に なるのかも知れません
いいや 実は すでに・・
これと似たような言葉が そこかしこに 存在しているのかも知れません
でも 良さそうな飾りと 良さそうな理屈が 付いていて 見つけにくいのかも知れません
気づかないうちに その標語に従って動いている のかも知れません
だからでしょうか この十数文字に 現実的な怖さが 含まれている のかも知れません
わたしは 何も音楽を聴いていない時間も好きです
少しだけ物音がする静けさ 風 虫 鳥 冷蔵庫
でも
好きな歌を 聞いている時は もっと嬉しいです
じっくり ひとつ ひとつ の歌を 味わいたいです
そして
喧噪の中で 忙しい中で 聞く歌や音楽 も好きです
生活の うるおいであり 心の よりどころ であると思います
はかない人生 もろい命で あすをも知れずに 今 いま 今 何を ききますか
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