渡邊奈央さん live 2006
 
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  7月7日 金 恵比寿天窓Switch うすぐもり 半分よりもふくらんだおぼろ月
  渡邊奈央さんの 初のワンマンライブ「Two of Us」 Nack5主催
  19時Start AP&Vo 渡邊奈央さん B 関雅夫さん
  わたしは近くの公園でゆっくりしてから開演予定の10分ほど前に行きました
  階段には当日券の人たちが 20人以上並んでいました
  前売り券の人を先に入場させる方法でした なので お先にごめん・・
  収容人員ぎりぎりになりそうだったので その方法にしたのかも知れません
  10分前の状況では席が埋まっていて 立ち見がかなり居ました
  階段にいる人 ぎりぎりに来る人 遅れて来る人で 満員確定です
  ドリンクは 終演後に頼むことにしました
  19:05 奈央さん登場 ざわめきの残る中で 1曲目が始まりました
 #祈り# AP弾き語り
  全員がぎりぎり入れた様ですけど ぎゅうぎゅうの満員になりました
  奈央さんは しも手にある グランドピアノで弾き語りをしました
  ふと 横の鏡を見たら 奈央さんの胸から上が見えました
  かみ手側の壁にある 大きな鏡に奈央さんが映っていました
  ピアノの譜面台がたたんであって ピアノのふたが はずされていて そして
  鏡の在るおかげで グランドピアノによる弾き語りを 正面から 見ることが出来るのです
  こんな見方も けっこう おつかもしれないと思えて来たので
  わたしは腹をくくりました 今夜は鏡の仲介で観るぞ
  歌はじんじんと進行して・・
 #春に#
  まだ 2曲目なのに じわじわと真剣な雰囲気になって行きました
 「・・いっぱい いっぱい・・」
 #Sachi#
  客は静か・・ どきどき どきどき している感覚
 #Rainbow − ココロ ハナ ヒラク −#
  いつもと違う前奏
  こもごも すべてのこもごもを巻き込んで どんどんふくれて巨大化して・・
 #風よ#
  快調なピアノの演奏 吹き抜ける順風の速さ と 笹の葉の切れ
 「・・」 ここで!スタッフの人から「DVD」制作について協議するとの話しがありました
 「・・母に・・」
 #一緒に暮らそう#
  ぐいぐい ゆさぶる感じでした
  奈央さんはMCで この歌の由来に触れました
   わたしは 歌の解釈を限定しない方が 含みがあって良いはずだと思っていました
   歌い手は様々に変化出来る 聴き手も様々に受けとめることが出来るからです
   ところが
  この歌の場合 「母に」と解釈を限定されたことで
  歌を より深く より集中して受けとめることが出来ました
  大まかな数種類の含みやまぎれが無い方が 純粋に集中出来ることがある
  一点に集中して極まった中にある思いを 切実に受けとめることも大事だと思いました
 #五月の雨#
  はやる気持ちで
  活路の無い中から 一転して 解放へ向かう きらきらする青春の中の雨に・・
 「・・」このライブのDVD-Rを 希望者に送付する話しがスタッフからありました
  このライブのアンケートに住所氏名『DVD希望』記入 終演後に受付で500円・・
 「・・曲を大事に・・」ベースの関さん登場 関さんへの信頼を語る
 #真夜中の海辺# AP&Vo ,B
  忘れさせて♪ は『ひたらせて』に似ている気がしました
  仏教でいう こだわりを捨て去る事に こだわっている段階に似ていて
  想いを忘れる事にこだわりながら 想いの中にひたっている感じがありました
  ベースの伴奏だけで歌う場面も多くて
  歌の個性と ベースの個性が 生き生きと共存する感じでした
 #The Letter#
  朝のテレビドラマのような温かさでした
  でもしかし ベースの音が大きすぎて
  そして ピアノの音が小さくなって行って バランスが悪いと思いました
 
   ピアノと ベースとの 絶妙な応答や協調を味わえない情態だったと思います
  たとえば ベースの人が 弱い音で弾いても 強い音の音量と同じになるとしたら
  自然に弾くと 主役の歌とピアノを凌駕してしまうので 弾きづらくなると思います
  同等の音量に設定されていたら 関さんは心のままに羽を伸ばして弾けるはずです
  前回の赤坂のライブ7/4では ベースの良いところがいっぱい出ていました
  奈央さんの心に 心で応える演奏でした
  譜面とかの 決められた演奏に固執しないで その場の心に 心で応えていると思いました
  ところが今回は 音量が大きすぎたために 力を発揮できなかった 気がします
  前回の赤坂の素晴らしさには届かなかった と思います
  たぶん 最近のバンドにおける ベースの音の設定は これが主流なのでしょう 残念です
 
  とはいえ 奈央さんの信頼の厚さゆえか 全体として 温かくて なごやかでした
  「・・硬いですか?・・」
 #最終兵器#
  内容的には けっこう真面目な歌だと思います
  煮詰まって ぎゅうぎゅうで カチンコチン
  なので お客も真剣に聴いたのだと思います
 「・・」
 #ふたり# 手拍子2拍4拍
  ボーカルとベースが対決するような感じで ぶつかりながら温かくなって
  さらに 手拍子もがんがんと加わって ぽかぽか
 #ささやかなる陽光#
  ピアノの助走から始まる 夢へ飛ぶ助走
  がんがん くべるように 熱く熱くなる
 「・・」
 #やさしさよ、何処へ行った# AP弾き語り
  なんとなく あわただしい中で 敏感 外の受付で電話の音トゥルル・・
 + + アンコール + +
 「・・」「・・」 B関さんも登場 スタッフも告知
 #独りぼっちのラーメン屋# AP&Vo ,B 手拍子2拍4拍歌に合わせてゆらぐ
  ラーメンの匂い なんか すごく美味しそお
  なんか 空気をいっぱい この雰囲気を胸いっぱいすいたいと思う
 「・・支えてくれるみなさん・・」
 #あなたがそばにいるなら# AP弾き語り
  はちきれて 躍動して 元気で これからも・・
  この歌は もちろん亡き父を思って書かれているのだけれど
  あなたがいる♪という幻想的な喜びと 支えてくれる人たちがいるという現実的な喜びとが
  あわさって 父もみんなもいるのだ という歌になっていた 気がします
 
  終演
  超満員だったので終演後に やっと奈央さんの全身を見ることが出来ました
  このライブではDVD-Rが作られることになりました しかしそれは
  終演後に受付で申し込んだ人だけに なると思います
  わたしも アンケートに『DVDを希望します』と書いて500円を渡しました
  500円では 諸経費に不足するので スタッフの人たちは大変です
  編集 宛名書き その他で一ヶ月くらいかかるそうです 御苦労様です
 
   それと わたしの考えでは
  会場で実際に見聞きした時の感触と
  ライブ録音を聴いた時の感触と
  ライブ映像を見聞きした時の感触は
  三つとも違うと思います
  その場で体感するのが一番良いのですが
  三つとも それぞれに存在価値があると思います
   そして 会場で現実に観客が聴いた音と
  ミキサーの側で録音した音は バランスや臨場感などが違うはずです
  なので わたしの感想に疑問が生じるはずですが あしからず
  あの場に居合わせた皆さんとも 意見が違うところ 同じところ いろいろ有ると思います
 
  なにはともあれ
  渡邊奈央さんの 初のワンマンライブ 良かったです
 
 
 
 
 
 
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  5月17日 水 恵比寿Switch くもりのち小雨
  19時Startで 信保陽子さんの出番が不明でした 受付で 1番手だったと知りました
  渡邊奈央さんは 4組の3番手 20:30〜21:05予定
  20:35登場
 #真夜中の海辺# all AP弾き語り
 #ささやかなる陽光#
  歌と ピアノの リバーブの設定が違うような気がしました
  ヴォーカルは遠くて ピアノは近くにあるような・・ 大げさに言うと ホールと ルームの違い
   suguruさんが居たら リバーブ自体を 使わないで欲しいと言うかも・・
  そのせいもあるのか
  ピアノ演奏が めっちゃ良くって ピアノだけで 感動する 心地でした
   リバーブは ラスト2曲で 改善されたようです
   わたしの悪い耳が 原因ならば 申し訳ございません
 #ふたり#
  歌は ちょっと やる瀬無く なだめるように
  ピアノは 熱く着実に 前へ
  そして だんだん熱く一つになって はちきれて行く
 「・・週一ペース・・」
 #The Letter#
  カチンコチン と進む様でも
  強引に ゴリゴリ と技を決めて行く
 #五月の雨#
  聖 魂 精
 「・・」
 #Sachi#
  思いを込めて 手紙を真剣に 書くように
 #やさしさよ、何処へ行った#
   * * *
 
  ― 終演
 
 
 
 
 
 
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  5月10日 水 千葉市ANGA うすくもり 夜遅く雨ぽつんぽつん
  19時start 5組の4番手 20:45〜21:15予定
 #sachi**#
 #ささやかなる陽光#
 #Rainbow − ココロ ハナ ヒラク −#
 #一緒に暮らそう#
 「・・姉・・弟・・」
 #ふたり#
 「・・」
 #やさしさよ、何処へ行った#
 
 
 
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  2月21日 火 吉祥寺スターパインズカフェ くもり
  19時start 4組の2番手
 #春に# all AP弾き語り
 #ふたり#
 #sachi**#
  離陸前という感じ 意気込みをから回りさせて力をためている
 #五月の雨#
  前奏ゆっくり 景色がぬれて光る様なピアノ
  命が ぶあくぶあく躍動している
 #やさしさよ、何処へ行った#
  心のすみずみ 世のすみずみまで愛をさがして・・
 #独りぼっちのラーメン屋# 手拍子
  どきどきして ほのぼのとして・・
 #風よ#
  風が空中に居るみたい じっとすまして居るみたい 言葉が生きている
 「・・」
 #あなたがそばに居るなら**#
  あなたが居るよね と感じながら『気を集める』時間は
  『間をあける』とか 『ため』と言うよりは『間を感じる』と言う方が近いと思いました
 
 
 
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  2月16日 木 表参道FAB 小雨 傘無しでも歩こうと思えば歩ける
  19時予定 4組の1番手
 #祈り#
 #sachi **#
 #レター **#
 #風よ#
 #ふたり#
 「・・」
 #五月の雨#
  数十秒の静寂があって
  ぽろろぽろろんのピアノの音 もう うるうる 数音でも心を動かす力がある
  ピカソや葛飾北斎の言葉を思い出した この事かなと思った
  雨音も聞こえて来る様な臨場感
  命がけでも ゆったりと
  もうこれで終わり 命も世界も終わりのような切迫した情況でも ゆったりと
  あふれ出る力で 希望を探す
 
 
 
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  1月23日 月 吉祥寺スターパインズカフェ 晴れ 下弦の半月
  19時スタート 出番不明
  入り口の出演者の表示を見みと なんとなく4組の4番手らしい
  この日 わたしは運良く休日になったので 時間にはゆとりがあった
  近くをぶらぶら 20時半ごろ入店
  3組目の キッチンは4人編成 ・・のどか ぽあんぽあん やすらぐ感じ
  フォークソングだなぁと思う
  21:25過ぎたころ 渡邊奈央さん登場
 #春に# all AP弾き語り
  しんみりじんわり
 #祈り#
  静かに 物語の始めか終わりのシーンの様
 #真夜中の海辺#
  思いの大きさ
 #五月の雨#
  胸の中が澄んでいく
 #最終兵器**#
  意気込みを表す
 「・・」
 #ふたり#
 #あなたがそばに居るなら**#
  星空を見て ちらつく雪を想う場面も・・
  雪降る 星降る 思い出ふる 時ふる の中に 残るぬくもりは
  きゅっ きゅっ と体の上から包んでくるのか
 「・・」
 #レター **#
  思いは こだま返し ことだま返しに おたがいに かな
 
  退場時に 小さい子から花束・・
 + + アンコール + +
 #やさしさよ、何処へ行った#
  * *
 
 
 
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  1月10日 火 千葉市ANGA 晴れ 半月
  19時start 5組の3番手
  たぶんピアノを演奏するのは奈央さんだけの様でした
  他の出演者との兼ね合いだと思いますが アップライトのピアノが端にありました
 #五月の雨# all AP弾き語り
 #sachi **#
 #ふたり#
 #レター **#
 #祈り#
 #やさしさよ、何処へ行った#
 
  始めて出会ったピアノと 話しをするうちに打ち解けて
  硬い動きだったピアノが どんどんほぐれて 一緒になって思いの丈を出して来る
  ピアノにとっても今までに爆発しきれないで 鬱積していた力を 解き放つ時が来た
  という感じで ピアノが喜んでいるみたいでした
  かみ手の 壁ぎわにある アップライトのピアノは 不利ではなくて その切断された断面の
  向こう側に 舞台が広がっていて 歌に合わせて 様々な世界が出現して来る様でした
  別の次元へつながる出入り口になった そのアップライトのピアノは 今夜かぎりで
  燃え尽きてもかまわないよと言ったかも知れないです
 
 
 
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