2004 live 成田有里恵さん        ! もくじ へ
 3月20日 土 江古田マーキー 17時まで雨 冷え込む
  成田有里恵さんは昨秋からライブを休んでいた
   バイトと音楽活動の両立には 時間や費用の捻出の 苦労と
   心を育てる苦闘がある
   大切な 心のためには 休む という選択も 必要だったのでしょう
   ただし 夢をあきらめて・・ という道もそばにあるので
   捨て身で向かう勇気を あらためて 確認して
   この再起に この復活ライブに 至っているのでしょうか
   実は yuuさんの情況も似ているので 気がかりです 4月のライブで拝見します
  アマチュアの奮闘は 見る方も はらはらします
  さて
  入り口でチラシを受け取ると アンケート用紙 見ると 前回と違うバージョンだ
  なんとなく 有里恵さんのアンケートは質問が良いです
   じゅっ把ひとからげで統計 という感じが無くて
   思わず 我を振り返って 答えを考えてしまう項目 がある
  で ホットコーヒーを頼んで カウンターで書き込んでいると
  男性がスタンバイを始めた もうすぐ19時だ
  わたしは この男性が弾き語りをする出演者だ と勘違いしてしまった
  油断をしている背中で 開演の気配 振り向くと 有里恵さん!
  えっ しまった 愛知さんだったのか!
  サポートの ギタリストの 愛知さんは もっと髪が黒かったはず・・覚え間違いか
  わたしは 今回で2度目なのだけど 情けない わたしは自己嫌悪でぐらぐら
 #START#
  歌はとっくに始まっていて わたしは動揺したまま
  立ち直れないまま 歌は軽快にどんどん進む
   気を取り直して 現状を見ると わたしは
   emikoさんのライブの時と 同じ場所に立っていた コーヒーも同じ そしてあの日も
   傘を持っていた  ・・これが宿命なのかな と思いながら 本腰モードに 入って行く
  ♪・・ そこかぁら START♪ うん そうだそうだ ありがとう有里恵さん たいむりぃ
 #自由旅行#
  台所で歌っている様な
  自宅で 歌を作る時の雰囲気を 教えてくれている様な 感じがした
  たぶん 有里恵さんの横のテーブルに 飲み物などを置いていたせい なのだろう
  歌は なるほどのAメロ
  サビからは すごい開放感がある 胸が 広がっていく感覚がとても気持ちいい
  Bメロで 小刻みになる感じの部分で 身構えて 曇りから 一気に快晴 へ行く感じ
 「 5カ月ぶりのライブ・・ 自分の居場所・・ 」
 #愛ある場所#
  ゆっくり ゆっくり
  1番で 準備万端 になる感じ
  2番で ゆったりと 子守歌の様な揺れ方を 感じた
  ♪闇の中を♪から 有里恵さんは目をつむってる様子だ
  そしてサビで 生まれる 良い眠り 良い夢から 覚醒した時の感触
  アルファー波がどっさりで 心が生まれたての 風呂上がりの気分
  そして 例の間合いに至る きっかけを知らせる合図を待つ
  手のひらを ゆらり さあ仕上げだ 有里恵クリニック こころさいせいコース 完了
 #プラチナ#
  Aメロで さわり さわり と音を感じた
  さわり と言う単語は ふわり ゆらり ぐらり 等の親戚かと錯覚した
  そして恋 一時的に燃えて終わる恋ではなくて
  穏やかに暖かく つづく恋 優雅で 恋の熱さは ほんのり という感じ
  ゆるやかな日常に 優雅な恋
 「・・↑新曲です・・」
 #Hey Boy!#
  乗り乗り です いつの間にか パワー全開モードだった
   実は2曲目辺りまでは 本調子の一歩手前 と見受けることが時々あった でも すでに
   とっくのとうに パワー全開 思いっきり羽根を伸ばしていた
 #終わらない歌# 手拍子が起きる 2拍 4拍
  どんどん過熱して 破裂して 噴火しています
  手拍子にも 君を待っていたんだよ の思いが混ざっていたのでしょう
 「・・伝えたい・・」「・・ くっ と残るように・・」
 #Bonvoyage#
  『 ボク 』が大きい
  女性が使う『 ボク 』では最大かも知れない 類似を探すとすれば
  サイモンとガーファンクルの #明日に架ける橋# の主語 『 I 』 を想い浮かべる
  天使的 性別を超えた 大きさ を感じた
  手のひらで 波動を 送る様に そおっと 押すしぐさ
  破壊では無くて 救済用の 優しい波動拳を 味方へ送る
  天使は性別が無い と聞いたことがある そんな事を 思いながら聞いていた
   翌日 あの しぐさを想い出して いたら
   性別を捨てた尼さんが 優しい波動拳を 衆生を救うために 送っていた
   様な気もして来た  
   わたしは 有里恵さんの掲示板に 書きこんだ事が 一度だけある
    ・・・滝に打たれて しもやけで 痛々しい尼さんになっていても・・・
   と わたしは冗談で書いた
   そして ライブ当日も 女性有里恵さん を確認して
   やっぱり馬鹿げた発想だった と当然思った
   ところが翌日 あれは 尼さん的側面かも知れない と思い直した
   出家の心配は 今のところは 無さそうだ
   女性ならではの歌 もあるので たぶん
  で たのもしく あたたかく終演
   わたしは CDを手に入れた 『 be wind・・・』
   昨秋 手に入れた 『 愛ある場所 』はCD-Rだった
   ディスクの 手書きの 曲名の 文字たちが すがすがしい光を放っていた
   素朴さ 不屈の魂 製品には無い かけがいのない 輝き に息を飲んだ
   今回もCD-Rを期待したが 製品のCDだった 少し残念
   でも CD店や 有線放送では やはり製品のCDである必要があるのでしょうね
   さぁて わたしは しこしことアンケートを書く だいたいの 草案を書いてから 書き写す
   アンケートを渡して 去る時に 何かを忘れている気がした
 
   地上に出てから あっ「Bonvoyage」 を言い忘れたのかな と思う
   でも どんな別れ方でもいい とか歌っていたから 心の中で「Bonvoyage みなさん」
 
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   この日は 渡邊奈央さんのフリーライブが 横浜14:20〜14:50の予定でしたが
   雨天で中止になりました